環境地理学的アプローチについて
環境地理学的な視点の高度な専門知識に基づいて、寒冷地域や途上国、さらに北海道を中心とした環境問題の解決や、自然環境の保護・保全、自然災害の評価や防災・減災策の提案等に取り組めるようになることをめざします。
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環境地理学が扱う学問領域や現象は多岐に渡ります。入学前の専門性にとらわれず、環境地理学を目指す院生を広く歓迎します。

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関連記事・学会

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渡辺さんがIGU Commission of Mountain StudiesのHonorary Membershipを授与! IRC 2026 北大環境地理 発表リスト
2026年8月17~21日にイスタンブールで開催された、IGU Regional Conference 2026(IRC2026)にて、当グループからは2件の研究発表がありました。 Session C24.37-Mountain Studies=>Mountain Vulnerabilities: Best Practices in Resilience, Restoration and Sustainable Solutions 1931-Ting Wang, Teiji Watanabe… Read More
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開催報告:ひらめき☆ときめきサイエンス2026「ドローンでミニチュア地形をつくろう!-みて、さわって、想像する地形景観-」
小学生・中学生向けワークショップ「ドローンでミニチュア地形をつくろう!」を、2026年8月16日に北海道大学地球環境科学研究院で開催しました。 今年も「反転模型」を使った紙粘土工作を主軸とし、一日のワークショップを実施しました。 開催告知はこちら(HDTopography Project): https://hdtopography.blogspot.com/2025/07/hiratoki2025call.html まずは座学からスタートです。ドローンなどを使った環境計測の仕組みや、そこから得られたデータをもとに3Dプリントで地形模型をつくる技術、さらにはかつての景観を復原する方法や意義について、スライドを使いながらわかりやすく説明しました。普段は目にすることのない「地形をデータとして捉える」という視点に、子どもたちも興味津々の様子でした。 座学のあとは、実際に3Dプリントされた地形模型と、計測に使う機器(小型無人航空機=ドローン)を間近で見て、手に取ってもらいました。写真や図だけではわからない重さや質感、精巧なつくりを体感することで、「この地形がどうやってできているのか」を具体的にイメージできたようです。 続いて屋外に移動し、実際のドローンを飛ばすデモンストレーションを行いました。空撮によって地形や景観のデータがどのように取得されていくのか、実演を交えて紹介しました。 屋内に戻ってからは、子どもたち自身がトイドローンの操縦を体験しました。コントローラの操作に最初は戸惑いながらも、すぐに操縦のコツをつかみ、狙った方向に飛ばせるようになると歓声が上がっていました。 さらに、ヴァーチャルリアリティ(VR)を使った体験コーナーでは、実際の崩壊地(土砂崩れなどが起きた現場)を仮想空間の中で歩き回ってもらいました。現地に行かなくても、まるでその場にいるかのような感覚で地形の起伏や規模を実感できるのがVR体験の醍醐味です。 ランチタイムをはさみ、いよいよメインの工作タイムです。地形模型をもとにした「反転模型(型)」にパウダーや油を薄く塗り、紙粘土に押し付けます。これを丁寧に取り外すと、実際の地形の凹凸をそのまま写し取ったミニチュア地形模型が出来上がります。この「型取り」で、実際の地形をそのまま手のひらサイズで再現できることに、子どもたちも驚きの表情を見せていました。 型から取り外した紙粘土の模型は、熱を使って表面を軽く乾かします。そのあとは各自の想像力を働かせながら、ペンで色を塗っていきます。実際の地形をもとにした模型でありながら、山や谷、川筋を見て思い浮かんだ物語やイメージに沿って、自由に彩色していくのが、このワークショップならではの楽しさです。 最後は、グループごとに完成した地形模型を囲んで相談し、そこにどんな物語を込めたのかを発表し合いました。「ここは火山」「ここには川が流れている」など、思い思いのストーリーが飛び出し、会場は大いに盛り上がりました。 ワークショップの締めくくりには、参加者全員で記念撮影。未来の博士号、集合!みんな誇らしげな表情で並んでくれました。 今年も賑やかに、想像力豊かな作品を創り出すことができました。身近な景色から、想像の景色まで、幅広く思いを巡らせてもらえたと思います。ぜひ、今後の学びに活かしてもらえたら嬉しいです。 Read More
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開催報告:登山道観察&3Dラボ体験in大雪山国立公園2026
当研究室が主催した「登山道観察&3Dラボ体験in大雪山国立公園2026」が2026年8月9日(日)に開かれました。 後援:大雪山国立公園管理事務所 協賛:NPO法人 悠久の森 *当イベントは、北海道大学J-Peaks(2025~2026年度)によって助成された研究課題:「自然公園デジタルツインの構築と3D活用によるリジェネラティブ観光 (代表:早川裕一)」の教育·技術普及フェーズに関わる取り組みです。 山岳国立公園をはじめ自然公園における、登山道の土壌侵食問題の軽減とその持続可能な管理は喫緊の課題です。継続的に質の高い登山利用を提供すると同時に、登山道の荒廃を最小限に抑えるためには、科学的な根拠に基づいた登山道管理を推進することが不可欠です。近年の研究では、低空からの3次元マッピング手法(ドローンマッピング、pole-photogrammetry)が登山道の地形的特徴の高精細再現に使われてきました。この手法は、登山道上の侵食痕跡の早期発見、侵食パターンの解明、侵食要因の分析に有効であることが明らかになっています。 2020年ころから、スマホの3次元スキャンニングアプリが普及し始めて、スマホを使って取得した3次元データも登山道荒廃の解析に使えることが検証されました。スマホで登山道の3次元データを収集する手法を一般の登山者に普及することにより、利用者参加型登山道管理を推進し、利用と管理の好循環を促すことを考えられ、当研究室はこの登山道観察&3Dラボ体験のイベントを、大雪山国立公園において2025年、2026年にそれぞれ1回開催しました。 2026年8月9日のイベントには7人(日本人:3名、外国人:4名)が参加しました。全体の流れは以下の通りです。 イベント当日の様子⇩ Read More
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参加報告:「女子中高生夏の学校2026」
2026年8月9日、国立オリンピックセンター(代々木)で行われた「女子中高生夏の学校2026」(通称・夏学)に当研究室から李(M2)が参加し、日本地形学連合(JGU)のメンバーとして、実験・実習とポスター展示を担当しました。早川は当日は参加していませんが、展示用の3Dプリンター地形模型の作成など、事前準備の面でサポートしました。 午前の実験・実習では、高校生・中学生5名が参加し、李による2018年北海道胆振東部地震の土砂災害VRデモを実施。VRを通して被災地形を立体的に体感してもらいました。あわせてJGUスタッフ太田さんによる鹿沼土を使った斜面崩壊実験も行われ、「もっと学びたい」「現象を可視化できてよかった」といった感想が寄せられました。 午後のポスターセッションでは、JGUによる地形学分野のポスター展示に加え、早川が事前に準備した3Dプリンター地形模型と、VR体験コーナーを設置しました。無人航空機やLIDARで取得した高精細地形データをもとにした模型は、手に取って立体感を確かめられるのが強みで、VRの「入り込む」体験と組み合わせることで、多角的に地形の面白さを伝えることができました。ブースには約30名の生徒が訪れました。 ほかにも、JGUスタッフ若狭さんによるキャリア相談「モヤモヤ相談カフェ」も開催され、理工系進学への不安や悩みについて、絶えず生徒が相談に訪れていました。 こうした「見る・触れる・入り込む」を組み合わせた展示を通じて、多くの女子中高生に地形学・防災科学の面白さを届けられたのではないかと思われます。 Read More

