書籍

  • 出版報告:小倉拓郎(編著)『地形×創作』

    出版報告:小倉拓郎(編著)『地形×創作』

    本研究室(環境地理)の出身者で、現在は一橋大学社会学研究科に所属されている小倉拓郎さんが編著者を務めた新刊書籍が、ジアース教育新社より刊行されました。 同じく出身者の小林勇介さん、および早川も、本書における実践記録・講評等を執筆しています。 書誌情報 『地形×創作』は「国立大学法人兵庫教育大学教育実践学叢書」の第9巻として、小倉拓郎さんの編著によりジアース教育新社から2026年7月に刊行されました。 本書の概要 本書は、令和6年度兵庫教育大学「理論と実践の往還・融合」に関する共同研究活動「地形×創作:創作活動を通した地形表現体験プログラムの開発と効果検証―アナログ・デジタルの往還による地形図読解力向上への挑戦―」の研究成果をベースとしています。共同執筆者には兵庫教育大学の教員・附属学校教諭・非常勤講師・学部生を中心に、国内外の研究者・教員・学生院生が名を連ね、専門分野も地理教育・社会科教育にとどまらず、美術科教育や理科教育など多岐にわたるチーム編成となっています。 地形図をはじめとする地理学習の入り口として「創作活動」を位置づけることで、児童生徒が3次元的なイメージを持ちやすくなること、また観察力に富む児童生徒を教師が見出しやすくなることを狙いとしており、紙粘土による地形模型づくりなどを通じて、従来の学力評価とは異なる角度から児童生徒の理解度や関心の伸びを捉えられる点に特色があります。アナログ・デジタル双方の教材を用いることで、地理教育に隣接する総合的な学習の時間や歴史教育、理科教育、さらにはSTEAM教育(Science・Technology・Engineering・Arts and Humanities・Mathematics)のA以外の要素にも射程を広げています。 構成 本書は以下の3部構成です。 想定読者は現職教員および教員を志望する学生・院生で、創作体験活動を導入学習とした地形学習・地理学習の広がりを提案する一冊となっています。フィールドでの地形理解と教育実践とをつなぐ試みとして、多くの現場の先生方に手に取っていただければと思います。 Read More